〜周りからの期待と自分の存在価値〜
僭越ながら自称スーパールーキーの私、江島が最後のバトンをゴールさせたいと思います。
まずは篠田くんの質問について
①ディセットのすごいところ これはもう勢いしかないです。自分も勢いについていけるよう頑張ってます。
②これだけはまけないこと
これは、僕の家の匂いです。現在一人暮らしをしていますが、遊びに来た全ての人が「いい匂いだね。」と言ってから帰ります。
ちなみに足が臭い人は僕の家には入ることができません。
質問回答はここまで!それでは本編はどうぞ…
初めまして!
まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。
出身 帝京長岡高等学校
職業 大学生
フットサルの実績
u15フットサル選手権大会優勝
第3回u18フットサル選手権大会優勝
第4回u18フットサル選手権大会4位
第95回選手権大会出場
私がこのチームに入った経緯としましては、大学進学のため新潟から上京をし、大学先での出会いでディセット浦和に入団しました。
プロフィール欄をご覧になっていただいた通り、私は中学、高校と周りの仲間に恵まれ本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。
もちろん、メンバーの一員として本当に3年間をサッカーに注ぎ、試合にも出場させて頂いたのは事実ですが、
私自身、特別な才能があり、スターティングメンバーとして全ての試合に出ていた訳でもないですし、ひと目で強豪校のメンバーだと分かるようなテクニックもありません。
その中で私が選んだ高校卒業後の進路は・・・
サッカープレイヤーを引退し、第三者として関わっていくという道。
しかしながらありがたい話に、監督や家族から何度も「本当にそれでいいのか」「本当にサッカーを辞めるのか?」と罵られることがありました。
165cmと小柄で決して恵まれた体型とは言えず、さらには特別な才能があるわけでもない自分の背中をここまで押してくれるのかと、涙を流した日々もありました。
高校サッカーを終え、
サッカーをやる理由失ったあの頃の私は、
「自分に才能がない」「プロになんかなれる訳がない」「プロを夢見てたのは小学生までだ」
と勝手に自分の価値を下げ、ただ大学できついことをしたくない自分に理由を作っていました。
死ぬ気で 死ぬ気で 掴んだ宝のような高校サッカーというものにに泥を塗っていました。
この時の私は、サッカープレイヤーとして1度死にました。
当時の僕からサッカーをとったらこんな感じです。 しかし僕は変わりました。
そんなこんなで大学生活が始まったものの、
授業が終わった後は部活をせずに帰れる。
部活をしている人が練習をしている時間に女の子と遊べる。
バイトができる。
あんなに楽しみにしていて、憧れていた大学生活が、
どんなに「つまらなく」「生きがいのない人生である」のかということは
1ヶ月も経たないうちに気づきました。
そんな中、耳に入る同期や後輩の活躍。
見た目ばっかりいっちょまえになっている自分が情けなくて仕方ありませんでした。
この先自分がどんどんクズになっていくのが怖くなり、様々なチームの体験に参加させていただき、入団のお話をいただいたこともありました。しかし、本当にこの人達と戦いたいというチームには巡り会えませんでした。
「やはりもうボールを蹴るのはやめよう」
途方に暮れ、毎日渋谷の道路で寝てました。
そう思ってた時に出会ったのがディセット浦和です。
最初に待ち受けていたのはやはり大きな期待でした。高校の肩書きは時には自分の価値を高めてくれる時もあれば、時にものすごく高いハードルにもなります。
ですがこのディセット浦和というチームは自分を1人のフットサル選手として受け入れてくれ、時には、自分のダメなところをしっかりと指摘してくれ、ピッチ外では本当に可愛がってくれました。
大袈裟かもしれませんが、ディセットのみんなが、私の今ひとつつまらなかった大学生活に、「チーム」という自分の居場所を与えてくれました。
この時私はもう一度このチームで、
本気でプレーがしたいと思った瞬間です。
今でもディセットでの初めての公式戦、
「ピッチ」で震えたのを覚えています。
「ここ」に帰ってきたんだと…
長くなってしまいましたが、まだまだ入団2年目の新米ですが、自分をもう一度ピッチに立たせてくれた先輩方のためにも今季も死力を尽くしていきたいと思います!
まとまりのない話でしたが、最後まで見ていただきありがとうございました。
今現在、コロナというものが、みなさんにとっても私たちにとっても予想以上に苦しいものになっていると思います。
そんな時だからこそ、何か新しい楽しみを見つけるチャンスです!!!
是非落ち着いたら、私たちディセットの試合に足を運んでください。そこには言葉にはできない最高のストーリーが詰まっているはずです…
ディセット浦和 No.8 江島